傍らに書物

年間100冊を基準にジャンルを問わず読んだ本をアップしています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

『先読み! ChatGPT』

『先読み! ChatGPT』 『Bingchatという新常式』 『Exel × ChatGPTでビジネスが加速する! AI仕事術」 私はバリバリの文系ですが、ChatGPTを仕事などの効率化に使えないかと思い、以下に取り組んでみました。 ①udemyのオンライン講座 ②YouTube動画 ③3冊の本…

『中坊公平の人間力』

『中坊公平の人間力』 中坊公平 佐高信 1998.3 徳間書店 中坊公平は、日本の弁護士で、森永ヒ素ミルク中毒事件や豊田商事事件の被害者救済に尽力し、日本弁護士連合会会長や整理回収機構の初代社長を務めました。彼は「平成の鬼平」と呼ばれ、戦後日本を代表…

『超約版 論語と算盤』

『超約版 論語と算盤』 渋澤健 監訳 2021.1 ウエッジ ・渋沢栄一『論語と算盤』を現代語に訳し、要点のみをまとめられています。 ・処世と信条、常識と習慣など10章で構成され、第3章の 「とがった才能よりはバランス感覚が求められる 〜偉き人と全き人〜」 …

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』 若林正恭 2020.10 文春文庫 ・オードリーの若林さんによるキューバ、モンゴル、アイスランドの紀行文。 ・単なる紀行文でなく、終身雇用、年功序列といった日本型経営システムや新自由主義とは何ぞやと疑問を…

『街とその不確かな壁』

「街とその不確かな壁』村上春樹 2023.4 新潮社 ・その街には行かなくてはならない。なにがあろうと。 ・二つの話が結びついていて展開する『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』 と、1980年に発表した中編小説「街と、その不確かな壁』が核となり…

『ノルウェイの森 』

『ノルウェイの森 上下』村上春樹 2004.9.15 講談社文庫 ・新書『街とその不確かな壁』も現在読み進めているところですが、発売の前にこちらも読んでおきました。 ・主人公の大学生が自殺した親友とその恋人との間にある“限りない喪失と再生″を描いた長編小…

『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』

『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』 レジー 2022.9 集英社新書 ・名著の内容をサクッとyoutubeでチェック、財テクや論破術はインフルエンサーに学ぶ。このような状況を「ファスト教養」と名付け、教養とは何かを分析する内容。 ・そもそも教養という…

『黒い海 船は突然、深海へ消えた』

『黒い海 船は突然、深海へ消えた』 伊澤理江 2022.12 講談社 ・2008年、太平洋上で碇泊中の中型漁船「第38寿和丸」が突如として沈没。17名もの犠牲者を出したのは何が原因だったのか… ・ジャーナリストの伊澤さんが沈みようがない状況での悲劇の真相に迫っ…

『ロシアについて』

『ロシアについて』 司馬遼太郎 1989.6 文春文庫 ・日露関係の歴史の中からロシア像を抽出する内容で、ウクライナ問題だけでなく世界史の中でロシアがどのように形成されていったかが良く分かる一冊です。 ・キプチャク汗国などの遊牧民族による支配→モスク…

『地銀と中小企業の運命』

『地銀と中小企業の運命』 橋本卓典 2023.3 文春新書 ・ベストセラー『捨てられる銀行』著書である橋本卓典氏の最新作。 ・人口減少が進む地域の生産性向上に必要な手段は”銀行・企業に真の変革をもたらす経営者の数を増やすこと”という視点が興味深いです。…

『村上さんのところ』

『村上さんのところ』村上春樹 2018.5 新潮文庫 ・村上春樹さんが世界中から集まった3万7465通のメールでの質問に119日をかけて回答。その中から選りすぐりの473通の問答を収録した一冊。 ・恋愛・人間関係から社会問題まで様々な質問があって色々な考え方を…

『木を植えた男』

『木を植えた男』 ジャン・ジオノ 1989.12 あすなろ書房 【あらすじ】 ・1913年頃のフランスプロヴァンス地方。荒れた不毛の土地に住む羊飼いは何の見返りを求めず、後世のためにひたすら地面に鉄棒につきたて、どんぐりを埋め込んでいく。 ・その行いは1939…

『キーエンス解剖 最強企業のメカニズム』

『キーエンス解剖 最強企業のメカニズム』 西岡杏 2022.12 日経BP ・時価総額が日本で5本の指に入るがベールに包まれた会社であるキーエンスについて知ることができる一冊。 ・一般的に高収益企業はノルマがすごいとか部門間で競争してるなどを想像しがちで…

『もしもワニに襲われたら』

『もしもワニに襲われたら』 ジョシュア・ベイビン 2023.1 文響社 ・「もしもピューマに遭遇したら」「もしも生きたまま埋葬されたら」「もしもバイクから並走中の車に飛び移らなきゃならなくなったら」…サブカル系のネタ本かと思って読んでみたら、サバイバ…

『NEW SALES』

『NEW SALES 〜新時代の営業に必要な7つの原則〜』 麻野耕司 2022.5 ダイヤモンド社 ・“営業“と聞くとノルマとか目標が連想されて敬遠したくなりますが、営業でお客様に喜んでもらえる瞬間が最もやり甲斐を感じるのも事実かと思います。 ・本書は「商品を売…

『ジェネレーター 学びと活動の生成』

『ジェネレーター 学びと活動の生成』 市川力 井庭崇 2022.4 学事出版 ・ティーチャー型の教師、インストラクターや意見を整理するファシリテーターとも違う「ジェネレーター」について書かれた一冊です。 ・「ジェネレート」は「生成する」という意味で、こ…

『三流シェフ』

『三流シェフ』 三國清三 2022.12 幻冬舎 ・料理界のカリスマ・三國清三シェフの自伝です。 ・三國シェフは1954年北海道増毛町生まれの三國シェフはフ中学卒業後、 札幌グランドホテル、帝国ホテルで修行し、 駐スイス日本大使館に就任。その後いくつかの三…

『笑い神 M-1、その純情と狂気』

『笑い神 M-1、その純情と狂気』 中村計 2022.11 文藝春秋 ・“笑い飯゛を中心にM-1にかけた漫才師達の内面までを深く捉えた一冊。 ・2002年のM-1で、笑い飯の「機関車トーマス」を見て、とんでもないコンビが出てきたと驚愕し、その後にベース吉本まで観に行…

『日本の論点 2023〜2024 』

『日本の論点 2023〜2024 』 大前研一 2022.12 プレジデント社 ・近年は必ず年初に読んでいる『日本の論点』。日本編が12テーマ、海外編が10テーマ収められています。 ・日本編では統一教会や原発再稼働といった重いテーマもありますが、「コロナ禍とウクラ…