傍らに書物

年間100冊を基準にジャンルを問わず読んだ本をアップしています。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『醬油・味噌・酢はすごい 〜三大発酵調味料と日本人〜

『醬油・味噌・酢はすごい 〜三大発酵調味料と日本人〜 小泉武夫 2016 中公新書 ・発酵学の第一人者による醤油、味噌、酢の歴史と効能についての一冊。 ・醤油の起源は中国の始皇帝が天下統一したキングダムの時代である秦の頃であり、「醤 ジャン」という記…

『アーモンド』

『アーモンド』ソン・ウォンピョン 2020.7 祥伝社 ・扁桃体(アーモンド)が人より小さく、感情が分からない16歳のユンジェ。それを支える祖母と母。普通の子になる訓練をしながら、3人で仲良く暮らしていたが、ある日悲劇が… ・何となく惹かれるものがあり…

『漫画サピエンス全史』

『漫画サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社2020.11 ・『サピエンス全史』、『21Lessons』のユヴァル・ノア・ハラリ氏によるサピエンス全史の漫画版。 ・漫画版とはいえ画風がオシャレで内容も濃くて引き込まれます。 ・20万年前に現れたホ…

『天才を殺す凡人』

『天才を殺す凡人』 北野唯我 2019.1 日本経済新聞出版社 NewsPicksでの成毛眞さんとの「2040未来からの提言」対談で、「世界はいつの時代もエネルギーの問題か人員の再配置の問題を解いている」という言葉がすごくインパクトがあって、北野さんの代表作を読…

「脱常識の社会学』

『脱常識の社会学〜社会の読み方入門』 ランドル・コリンズ著 1992 岩波書店 なぜ私たちは疑いもせず、取引ができるのか。なぜ結婚するのか、なぜ権力が生まれるのか。 当たり前に片付けられている常識を社会学の観点から説明する一冊。特に学びの多かったテ…

『2040年の未来予測』

『2040年の未来予測』 成毛眞 2021.1 日経BP 必ずくる20年後に自分は何歳なのか? 普段あまり意識しない20年後の変化を俯瞰して考えられる一冊です。 テクノロジー、年金、税金、天災など様々な分野の知見を得ることができ、6Gで自動運転が可能になる等のワ…