傍らに書物

年間100冊を基準にジャンルを問わず読んだ本をアップしています。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『世界は贈与でできている』

『世界は贈与でできている』近内悠太 2020.3 ニューズピックス ・資本主義のすきまを埋める「贈与」について書かれた一冊。 ・贈与という言葉を聞くと単純にプレゼントや見返りを求めるギブアンドテイクのイメージを持ちますが、本書では贈与を以下のように…

『北条氏の時代』

『北条氏の時代』本郷和人 2021.11 文春新書 ・近年の大河ドラマで一番面白い『鎌倉殿の13人』を見るには必携の一冊。 ・小栗旬が演じている北条義時が2代執権。父の北条時政が初代執権なのですが、この親子による北条家繁栄の為にライバルを蹴落す陰謀は、…

『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないっすか』

『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないっすか』 みうらじゅん、リリー・フランキー 2021.5 新潮文庫 ・みうらじゅんとリリー・フランキーが対談形式で人生や仕事、生と死について語ってます。 ・ふざけていながらも、「運とは→人の縁がもたらすもの…

『もし幕末に広報がいたら 〜大政奉還のプレスリリース書いてみた』

『もし幕末に広報がいたら 〜大政奉還のプレスリリース書いてみた』鈴木正義 2021.12 日経BP ・過去の歴史上の出来事をプレスリリースにするという斬新な一冊。単に面白おかしくリリースを書いているのではなく、リスクマネジメント、制度改革、広報テクニッ…