傍らに書物

年間100冊を基準にジャンルを問わず読んだ本をアップしています。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『もし僕らの言葉がウイスキーだったなら』

『もし僕らの言葉がウイスキーだったなら』 村上春樹 1999 新潮社 村上春樹さんがシングルモルトを味わうべく訪れたスコットランドのアイラ島にまつわるエッセイ。 普段はウイスキーは飲まないのに、作品を読んでいると、無性に飲んでみたくなりました。早速…

『動物農場』

ジョージ・オーウェルによるファシズム(権力による支配、他国への侵略)をおとぎ話的に描いた一冊。 人間たちに搾取されていた農場の豚、牛、鶏たちが、反乱を起こし人間を追放。「すべての動物が平等」という理想社会を建設したのだが、指導者となった豚た…

『スマホ脳』

『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン 2020.11 新潮文庫 脳が得る快楽はギャンブルもメールの通知も同じ的なことは、以前何かで読んだことがありますが、この『スマホ脳』は人類進化の背景も交えながら解説しているので、より分かりやすいです。 昔は狩猟により…

『Z世代 若者はなぜインスタ・Tik Tokにハマるのか?』

『Z世代 若者はなぜインスタ・Tik Tokにハマるのか?』 原田曜平 2020.10 光文社新書 TVつけたらお笑い第7世代ばかりやん。不思議に感じてましたが、その背景がよく分かる一冊です。 そもそものZ世代とは1990年代中盤(または2000年代序盤)以降に生まれた「…