傍らに書物

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『恥をかかないスピーチ力』

『恥をかかないスピーチ力』

齋藤 孝 2016.6 ちくま新書

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•新年度の自己紹介や結婚式でのスピーチや会議などでのコメントなど、人前で話すのはどうしても緊張してしまいます。

 

•本書は「恥をかかないレベル」から「なかなかうまいな」と思われるレベルまでどうステップアップするかが書かれています。

 

•時間感覚.身体感覚、始まり方と終わり方、小ネタの集め方などがポイントになってきます。

 

•中でも始まり方と終わり方を決めるというのはすぐ実践が可能であり、安心して人前で話せるコツだと思います。終わり方は「ということでありがとうございました」、「では以上です。ありがとうございました。」の2つが着地に便利とのことです。

 

・他にもコメントを求められたときは当事者意識を持つ大事さをあげています。齋藤さんの場合は何かを食べるときには江戸時代だったら、どうだろう?」と考えるそうです。色々と応用できる考え方です。

 

・私もスピーチやコメントに苦手意識がありますが、読んで少し気が楽になりました。