傍らに書物

年間100冊を基準にジャンルを問わず読んだ本をアップしています。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『成瀬は天下を取りにいく」

『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈 新潮社 •中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。 •2024年本屋大賞受賞作。 •滋賀県大津市…

『罰ゲーム化する管理職』

『罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法』 小林祐児 2024.2 インターナショナル新書 •高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手。社会問題ともいえる日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」を、国際比較を含む多数のデータで分析し…

『職場を幸せにするメガネ』

『職場を幸せにするメガネ』 小林嘉男 2016.4 まる出版 •半導体製造装置メーカー“株式会社ディスコ“の経理部長の小林さんは、かつては部下から「鬼上司」「冷徹人間」などと言われ、ギスギスした職場を作り出した張本人でした。 •そのギスギスした職場を「リ…

『恥をかかないスピーチ力』

『恥をかかないスピーチ力』 齋藤 孝 2016.6 ちくま新書 •新年度の自己紹介や結婚式でのスピーチや会議などでのコメントなど、人前で話すのはどうしても緊張してしまいます。 •本書は「恥をかかないレベル」から「なかなかうまいな」と思われるレベルまでど…