傍らに書物

年間100冊を基準にジャンルを問わず読んだ本をアップしています。

『動くが負け 0勝144敗から考える監督論』

『動くが負け 0勝144敗から考える監督論』
岡田彰布 2010.7 幻冬舎新書

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・今年の100冊目の読書は岡田彰布による『動くが負け 0勝144敗から考える監督論』でした。

 

・この本は、2010年にオリックス・バファローズの監督に就任した際の岡田監督の経験と指導哲学に基づいています。

 

・岡田監督の考え方の中で特に印象深いのは、優勝をアレと置き換えたように立場のある人間の言葉と行動への慎重さです。リーダーとしての発言や行動が持つ重みを深く理解しており、その重要性を強調しています。

 

・また、監督としてチーム戦略を考える際には、攻撃よりも守備を重視するという点に注目しています。完璧に近づけるのは守備であり、成功するチーム作りにはまずディフェンスが中心であるべきだとしています。

 

・岡田監督のアプローチは、単にスター選手を集めるだけではなく、チームの基盤となるセンターラインをしっかりと構築することの重要性を示しています。この考え方は様々なスポーツに通用し、指導者や選手にとって非常に価値のあるものです。

 

・『動くが負け 0勝144敗から考える監督論』は、ただのスポーツ書ではなく、リーダーシップと戦略について深く考える機会を与えてくれる一冊です。岡田監督の豊富な経験と洞察は、あらゆる分野のリーダーにとって参考になると思います。

 

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