『天才読書』
山崎良兵 2022.12 日経BP
・イーロンマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊の中身を俯瞰できるガイドブック的な書籍。
・ガイドブックといっても山崎さんが構想から3年をかけ、実際に読んでまとめていますので、
①ゲイツらの考えに触れられる②概要を掴める③次に読む本を決められると一石三鳥です。
・天才3人の読書のジャンルは歴史、科学、SF、経済など幅広く、古典に加えて最新の本も読んでいるのが特徴的としています。
・個人的に読んでみたくなったのはイーロンマスクの選んだSF『月は無慈悲な夜の女王』で、地球に支配されている月の植民地の住民たちが起こす反乱を描いた作品です。ガンダムのルーツともされており、また月のインフラは覚醒して自己認識を持った高性能コンピューターが管理しているなど、今の生成AIを考えるのにも役立ちそうです。
・他にも異常な出来事は予測不可能とする『ブラック・スワン』など興味深い本が満載です。
・今年は新書、この書籍に載っている本、過去に読んだ本の精読の3本柱でいく方針です。