『100分de名著 フランクル 夜と霧』
諸富祥彦 2013.8 NHK出版
・ナチスによるホロコーストにより強制収容所での過酷な状況に置かれても、決して絶望しなかった心理学者のフランクル。その経験を記録した名著『夜と霧』の内容を解説した一冊。
・フランクルの「成功と失敗」の水平軸でなく、深く苦悩しながら「意味と絶望」の垂直軸で生きるという考え方は示唆に富んでいます。
・「人間は常に人生から問いかけられている」や
「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生のほうがあなたに絶望することはない」
という言葉はまさに名言です。人生の意味まで考えると大概のことはそれほど悩む必要はないでは?そんな気持ちになりました。