傍らに書物

年間100冊を基準にジャンルを問わず読んだ本をアップしています。

『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』

『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』

高松智史 2023.2  ソシム

f:id:starksno8:20230930223730j:image

コンサルタントが最初の3年間で学ぶことと言うことで、フレームワークなどを説明する教科書的な内容と思いきや、これがなかなか深い内容でした。

 

1〜3年目のそれぞれのステージで身につけておくべき実践的な思考や技術が〇〇VS〇〇という形式で分かりやすく説明されています。

 

•例として「箇条書き」VS「感想文」にある ゛小学校の時は感想文が嫌いで苦手だったのにビジネスでは書いてしまう゛はよくやってしまいます。

箇条書きであれば、さっと書ける、構造化できる、読みやすいというメリットがあるのは改めて意識する必要があります。

 

•本書はアウトプットを作るプロセスである

論点→サブ論点→TASK→スケジュール→作業→アウトプット

の使い方を知ることができるのが最大の価値かと思います。新入社員から管理職まで幅広い方におすすめです。