傍らに書物

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『夏草の賦 上』

『夏草の賦 上』 

司馬遼太郎 1977.6.25 文春文庫

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【あらすじ】

・『夏草の賦』(なつくさのふ)は、戦国の世、土佐に生まれた長曾我部元親を主人公とした作品。織田家に仕える斎藤利三の妹であり、織田家中でも随一の美貌といわれた菜々を娶ります。この頃まだ数郡を切り取った小領主にすぎない元親は、菜々の縁もあって同じく中央で新興勢力として台頭しつつあった織田信長と誼を結び、権謀術数の限りを尽くして土佐の切り取りを推し進める…

 

・中学生のときゲーム『信長の野望』ではよく長曾我部元親でスタートした覚えがありますが、明智光秀家臣の岐阜美濃の斎藤利三の妹を正妻として迎えていたのは知りませんでした。

 

・上巻では京に近い尾張や美濃等の東海地方とのギャップに悩みながらも四国を統一しようとする元親の姿がよく描かれています。

 

・下巻ではマンガ『センゴク』の主人公である仙石権兵衛も登場するので楽しみです!

 

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