『本質を見抜く「考え方」』
中西輝政 2011.7 サンマーク出版
・『自由になるための技術リベラルアーツ』に中西輝政さんとの対談も収められていたので読んでみました。
・考え始める技術、考えを深める技術、間違えを減らす技術など6つの考え方の技術で構成されてます。
・なるほどと思ったのが考え始める技術の「三つのセオリーを当てはめてみる」です。問題を考え始める取っ掛かりとして
①動あれば反動あり
②慣性の法則
③鹿威し(ししおどし)
の3つで考えるとしています。
・ウクライナの問題もNATO等のロシアへの経済制裁や武器供与などの“動”だけでなく、自国の国益を考えた反動もあるみたいな感覚でしょうか。鹿威しのように過去の歴史の積み重ねにより開戦。
開戦したら慣性の法則の法則でなかなか終結ができない…
・文明で考えると日本はアジアというより、その立地から独自の文明であることを考え方の根底に置くということも書かれていました。
ザワザワする事件もありますが、しっかりと自分なりの考え方で行動できるようになりたいものです。
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