『週刊だえん問答 コロナの迷宮』
若林恵 2020.12 黒鳥社
・元「WIRED」日本版編集長の若林さんが、アメリカの雑誌の記事を題材とし、1人で仮想対談をするというなかなかユニークな内容です。
・題材は「デリバリーのジレンマ」、「チャイナな新秩序」など27テーマ。
・『デリバリーのジレンマ』では、近代国家の根幹にあるのはデリバリーシステムで、コロナ禍でこれが浮き彫りになった。いまの国のOSは一括して国民全員に何かを支給する「配給型」のシステムとしているのが、普段気づかないものでした。
・他にもコロナ禍を「何もしなかった時間に逆襲されている」など、普段と違った視点から物事を考えれる一冊でした。
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