傍らに書物

年間100冊を基準にジャンルを問わず読んだ本をアップしています。

『数字で話せ』『数字で考えるは武器になる』

『数字で話せ』斎藤広達

『数字で考えるは武器になる』中尾隆一郎

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・数字で考えるのが大事という内容の本は定期的に出版されていて、為になるものも多いです。

・『数字で話せ』の方は「数字を自分事にして伝えよう」という考えが基本にあります。

 例えば「今月の売り上げはあと500万円足りません。みんな頑張って下さい」ではなく、「今月の売り上げはあと500万円足りません。1人当たり約50万円、1人あと1件の受注を目指して下さい。」といったものです。また一件の成約をとるために、訪問成功率→提案成功率→クロージング成功率→商談成功率に分けるファネル(漏斗)の考え方も分かりやすく解説されています。

 

・『数字で考えるは武器になる』はより実践的で中間管理職向けの内容かと思います。

①仕事を扱いやすい大きさに分ける

②優先すべき仕事かどうか見極める

③後ろから考えると成果が速くでる仮説力

この3つの考えは自身の仕事のスピードアップにつながりますし、部下に無茶な指示をしないことにもつながる良い考えです。

 

・数字で考えるクセを付けるのが一番大変ですが、意識していきたいものです😅