『半導体戦争』
クリス・ミラー 2023.2 ダイヤモンド社
・第2次大戦後から現在までの半導体の歴史を各国家の戦略と合わせながらストーリーで展開していく内容です。
・約500ページと長編ですが、1980年代に日本が半導体で主導権を持っていた背景や、湾岸戦争での最先端の半導体を使用した兵器のインパクト、アメリカと中国の思惑などが時系列で分かりやすくまとめられています。
・半導体を説明しろと言われても、なかなか説明できるものではないですが、この技術をめぐる攻防は想像以上でした。今後の世界の動向を考える上でも役に立つ一冊でした。